じょうほく議会だより 第28号 1982(昭和57)年 12月
15/24

製造品出荷額五五六億円○商業商店数二四五、従業者数七九四人、商品販売額八億七千万円○展業基幹作目…水稲椎雪、丸芋、養豚農家数…専業二五、第一兼九六、第二兼七○六計八二七就業人口…三、一四○人耕地…田一公ハ.○五三a、畑三、三四四a計六九、四二一a一世帯当り八四a○農振地域は、農構改善事業により水稲、椎責丸芋、謹豚などの近代営農が続けられる一方工業開発地域には、工場誘致条例に基づく三七七の工場が四、六○○人の従業員を持ち、繊維、鉄工業、化学工業等新しい産梁開発を促進させている。○更には、町道舗装一○○%の目標が達成され学校教育、社会教育、社会体育の振興と充実福祉の向一民生安定環境の保全に努めるとともに、地域住民の負担軽減を図っている。○「底辺の強化」を町政の指標として、美しく明るい町づくり、豊かな住みよい町づくりを目指し、ここ一五年間に三、○○○人の人口増があり、現在一四、三五二人と飛躍的発展を続けている。森町長自らわれわれ一行を迎えあいさつがあり続いて概ね下記のような説明があった。○町民ひとりひとりが〃より豊かにより幸せに〃を町政最大の指標とし、また行政不変の理念として堅持している。地方自治の原点は住民である。”より豊かに“とは、一つは経済的なもの、もう一つは心のもので、心の豊かさをつくるのは社会教育であり、経済的なそれはひっきょう二季せ」一即云健墜如何にして住民の健康を保つかである。○昭和二九年より都市計画街路事業に看手昭和三四年に全町の土地利用区分即ち東部は農業振興地域に、中央部は商業地域(住居地)、西部は工業開発地域にとその区分を明確にし、土地の有効利用と共に産莱の基盤を整備した。○産業道路(都市計画街路)沿線に二九の工場が誘致され、既存の工場とともに(三七七工場)住民一人当りの工業生産額並びに、その付加価値額は、石川県平均の三倍強を示し、県下市町村第一位となり強力な財政の基盤を確立した。◇一人当り製造品出荷額(昭五四)根上町三九六万円石川県二五万円全国平均一六○万円◇一人当り付価加値額(昭五四蚤根上町一七三万円石川県四九万円全国平均五六万○さて教育に対する姿勢は、”教育にぜいたくなし“の理念を鏡き、学校教育施設(校舎.体育露プール等)を優先整備し、次いで社会教育、文化、福祉の各施設を整え、特に名施設は分教配瞳し弗誰でも、何晦でも、何処でも”を合言葉に一切を察料開放している。日く「家主は町民である」「これは税金の還元である」◇教育的施設学習舎(地区公民館)一九、保育園二、児童館子どもの家三、子ども広場四運動公園六、体育館三、運動広場四、会館(センター六、図書館一、プール五児童会館は、生涯教育の原点として取り上げており、生涯教育、青少年健全育成に対しては”教戸、青に一したくなし”の理念が生かされており、中でも学習舎(地区公民館)を各町に施設するほか、中央公民館、青少年ホーム、中央児童鵡白菱套館など「子どもから年寄りまで」十分学習の場としての施設が貼りついている。○更に森町長はことしの施設設置計画嬉ふれ、野球場一面、公民館一館、働く婦人の家一館福祉会館(役場手狭になったので)|館を建設(工事費四億八千万円)したい堂言及され毎年この位の事業を考えていることが明らかにされた。○つづいて、多くの施設をつくっているが、建設することは容易であるが、それを如何に有効に維持管理するかは難かしい。人件蟹には工場からの法人税を充てている。○如何にして国から金を引き出すかについては極竺叩真剣に考えそして、動いている。労働、農水、通産、文部の各省防衛庁などが主で、政治的パイプは極めて太い。○施設は複合施設がよい例えばフラワーセンター(農水省補助)勤労青少年センター(労働省補助)スポーツ広場(文部省補助)をドッキングさせているが、利用する人は、運動したついでにフラワーセンターをのぞくなどして、単独に設置するより利用価値が大きい。○小松基地(自衛隊)周辺整備事業のメリットは大きい(財政的に竜児童館学習舎(一九)学習教養施設九ケ所はいづれも防衛庁の補助蕊業である。○社会教育は、ここ二○年継続で県のモデル市町村としてユニークな牛渥学習を進めている-15

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です