じょうほく議会だより 第11号 1978(昭和53)年 7月
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地位の重要性を考えますと、新しい農業政策の推進が、何よりもまして或梁な課題であります。今、農業をとりまく環境は極めて厳しく、稲作転換が、昨年の目標而積の八傭にも及ぶ四十八ヘクタールが割当てられ、農家に大きな打撃を与えております.この打州策として、町はいったい何をなせばよいか、其剣鱈に考えなければなりません。稲作転換を推逃することが、食管制度を存続させ、延いては農業経営の安定につながることを認識し、関係農家の理解と協力を得て、進めてまいる考えであります。それにはまづ、農家の皆さんが特に不利益をこおびらないよう、国県に強く働きかけてまいると同時に、町としても奨励金の上額を考え、さらに転作を容易にする条件整術の助成金をはじめ、孝作振典対策率業など、側遮率業を進めてまいるため、千三百余万円の雌独躯業蛮を計上いたしました。同時に、毎年進めてまいりました、土地改良卒業をはじめとする農業基盤整伽も、水田利用再編対策の見地から、更に一廟強力に推進する必要があると考え、これらの率業没として、県費を導入し、四、五○○万円予算化いたしました。また、築団的生産組織の育成強化、特産物の生産振興及び流通機椛の改善合理化等を進め、常北町の特性を生かした農業への、体裁改善奏図ってまいる所存であります。そのためには、農業団体の果す役割が、極めて大きいので、これら各菰団体の育成費にも、+分配嘘いたしました。畜産振興につきましては、商令者諦肉用牛導入対策基金の増額を図り、蝋牛の主涯地づくりを、さらに推進するとともに、畜産挫家の規楳拡大に対処し、各都の防疫事業の徹底を期すべく、これらの幾用及び畜産団体等の育成愛にも、厚みを加え計上いたしました。また、これからの農業は、若い優れた担い手を青成確保することが、きわめて亜要でございますので、新た侭農業後継者対策砺莱渋の名目を新設、額は随かでありますが計上し、この間趣に対処してまいる老一壱あります。次に、商工業振典対策でありますが、榊造不況に加え「円謁ドル安』は、地方の地鋤産業をはじめ、中小企業にまで、大きな影懸を及ぼそうとしており、また、大型店舗等の地方進出にFー、加え、猫淡需要の多橡化などから、商業をとりまく環塊も大きく変ろうとしています。このため、中小企業の持ち味を活し、きびしい璽塊を束り切れるよう、轍極的に娠典施簸を展開してまいる考えでありま龍具体策としては、商工会育成班を噸額し、組織力を強化するとともに、自治金蝿保証料の助成、信用保証災臨描金の蛸額等を行ない、保証力の強化を図ってまいりたいと存じます。次に観光開発の問題でありますが、三二舷八千万円の巨澱を投じて、客年三月竣工を見ました、藤井川ダムは、その間辺の鍛勝診史蹴等との関連かち、観光壷源として活かす方途を誠ずる必要がありますので、その描想を策定してまいりたいと存じます。また、さきに廠雛福祉の郷づくり」の全貌が発表されましたが、その計画・爽施については、全ゆる角度から十分検討調査を重ね、真に町民の希求するプロジェクトといたしたく、これが調奪澱百二○万円を地域開発費に針上しましたので、県と呼応して進めてまいる考えであります。③生活環境の整備㈹ゴミ処理場の建設この問題は非常に難しい問題で、今やデミ」とC尿」を制する者は、地方自治体を制するといわれるぐらい雄問題であります。し尿につきましては、関係住民の御理解と蕊房御協力等により、目下急ピッチで建般が進められ、流末の場所をはじめ、幾多の未解決事項が残されておりますが、趣くも六月頃から綜動できる見通しであります.一方ゴミ処理施設の方は、同じく広域行政の中で進めるべく、三』数年予算化しながら、位鐘問題で雌航し、計上予算を流しているのが現状でございます。しかしながら、最早限界で本年こそは、是が非でも建殻いたしたく、組合への持出分を予算化いたしました。鍛近、住民は行政を陳揺又は抗謹の対象として考える傾向が強く、それはそれなりに一つの前進として評価できますが、それでは本当の地方自治ではございません?住民が地域社会の一員として蛮任をもって、行政に参加することが真の地方自治と思います。可様な見地から、今後このゴミ処理場建般を推進するに碗心、際し、前向きの住民参加の拡充と迷惑施設の建設を推進する、二つの行政課題の同時達成の方法を考え、最善を尽くしてまいる所存であります。もし、年度前半において、広域での建設見通しが崎い蛎合は、本町のみの噛定処理施設の建設も考えておりま{もどうか、議員各位にも、この問題の一日も早い解決に、更に一層の御指導と御協力をお願いするもの意菅います。回町道の整術町発展の基礎となる町道の整師は、殿も亜要な課題でありますので、就任以来毎年多誠の率業溌を投入して、舗装と改良券図ってまいりまし亀特に、昭和五十一年度からは不況対策の一環として、臨時市町村道整術癖業績が配慰されましたので、全町避の舗装ゞを目描し、有効に活用してまいりました。本年庇も当然景気回復を図る手段として前年に均し、この難業恢が用意されましたので、これらをフル活用し、或要践線の改良と住民の要望に応え、生活逝路の舗装を行なうべくそれぞれ所嬰額を計上いたしました。なお、これが執行に当っては、困難な用地買収が伴なうので、価格の引上等、きめ細か鞍施策を進め、関係住民の理解と協力を得ながら、推進してまいる考えであります。また、昭和三土ハ年以来、毎年建設しております公営住宅についても、十分検討いたしましたが、昨年購入した職地に余分がありますので、時代の要請にマッチした住宅十一戸の建設を齢上いたしました。さらに、団地内は、生活意搬や生活様式が都市化し、近隣住民の心の触れ合いが少なく、地域住民の連滞感が稀薄化しつつあり、加えて共稼ぎ等による認守家族の蛸加への対応策等々、極々の織点から相互扱助による地域福祉活動が必要とされております。それには、活動の場となる集会施設が必要とされますので、これが建設澱も予算化いたしました。完成の暁は、団地住民の冠蛎葬祭の場としても州放したいと考えております。また、公害防止のため、住宅建設と併せて汚水処理施設も設置すべく所要額を計上いたしました。内水資源砿係対策年々需要の堀大している生-3-
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