常北町・桂村・七会村 合併推進協議会だより 第10号 2004(平成16)年 6月
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しい町をどうしていこうか,また,合併を機会に財政危機を乗り越えていこうという心の あらわれがまとまったのかなという感じがいたします。いわゆる,合併は目的ではござい ません。これからの城里町の地域をどうつくり上げていくか,それが大事なことでありま す。 こういうことに向かって,いよいよ来年2月1日からは新しい町が発足するわけでござ いますが,その間,あと8カ月余であります。本日,調印が終わりましたが,今後は議会 の議決,また,県議会の議決等もいただくわけでありますので,今後とも皆様方のご支援, ご協力を賜りますことを心からお願い申し上げまして,ごあいさつにかえたいと思います。 阿久津村長あいさつ 本日は,公務ご多忙中の中,橋本呂県知事を初め,各 界より大勢の方々にご臨席を賜り,盛大に合併調印式を 執り行うことができ,心より厚くお礼を申し上げる次第 でございます。これまで1年有余の間,3町村の委員の方々 や議会議員の皆様方,そして住民の皆様方の並々ならぬ ご努力とご理解の中で各種協議を重ねてまいりまし た結果,本日,実を結び,調印できましたことに対しまして,重ねて厚くお礼を申し上け る次第でございます。また,県当局のご指導に対しましても,衷心より敬意と感謝を申し 上げる次第でございます。 さて,七会村におきましては,明治22年に村が誕生して以来,長い歴史の中で市町村合 併は初めての経験となりますだけに,合併の方向先決定までには幾多の辛苦を重ね,紆余 曲折を経た苦難の時期もありました。しかし,私たちは,21世紀の次世代につなぐ責任あ る立場として,大きな合併よりも顔の見える身近な合併を選択し,昨年6月24日に常北町・ 種村・七会村の3町村による法定協議会を設立し,お互いに譲り合い,助け合いを基本と した深いご理解とご協力のもと,合併協議を重ねてまいったところでございます。本日の 合併調印式は,私どもにとって大変意義深いものであり,歴史的大転換となりますだけに, 村長として感慨無量のものがございます。 私は,町村合併はあくまでも手段であり,今後,城里町のすべての住民が住んでいてよ かったと言えるまちづくりが目的であると考えますが,新町においては市町村運営が非常 に厳しい時代になっている中で,お互いの地域特性を生かし,融合を図りながら,顔の見 える,温かみのある,そして質の高い城里町をつくっていくことが必要であると確信して いるところでございます。これまでの先進事例を見てみましても,周辺部に配慮されたま ちづくりを展開することで,新町民の調和を日清し,成功をしたところもあると聞き及ん でおります。合併関係者の皆様方のさらなるご尽力をお願いするところでございます。 最後に,この新町となる城壁町の誕生に向けて一層の努力と尽力を誓い申し上げ,本日, ご参加くださいました皆様方に,高い席からではございますが,お礼と感謝を申 して,私のごあいさつといたしたいと思います。

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