常北町・桂村・七会村 合併推進協議会だより 第7号 2004(平成16)年 2月
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公共的施設については,住民生活に急激な変化を及ぼさないよう十分配慮し,地域の特 殊性や地域問のバランス,さらには財政事情等を勘案し,適正配置と整備を図っていきます。 適正配置と整備の検討にあたっては,行財政運営の効率化はもとより,現在の公共的施 設の有効利用・相互利用等を絵合的に勘案し,住民サービスの低下を招かないよう配慮す るものとします。 なお,新町の本庁舎については,現在の常北町役場に置くものとし,現在の桂村役場・七 会村役場の各庁舎については,窓口サービス機能を維持して住民サービスの低下を招か ないよう配慮するとともに,支所機能を持たせて有効に活用していきます。そのため,行政事 務の電子化(証明発行事務など)や電算システムの一元化など,地域公共ネットワークシス テムを活用した高度な行政機能の向上整備を図ります。 新町の財政計画は,合併後の新町の10か年度(平成17年度~平成26年度)の財政運 営の指針として,歳入・歳出を費目ごとに,過去の実績や現在の財政状況,地方財政制度等 を踏まえ,国民健康保険事業や水道事業などの公営事業会計及び特別会計を除く普通会 計ベースで作成しています。 国が進める三位一体の改革により,税財源の移譲が進められるものの,地方交付税や国 庫補助金負担金が削減される見通しであることから,新町の財政規模は平成17年度には 約90億円,10年彼の平成26年には約75億円まで縮減する推計となっており,合併後も徹底 した事業の見直しが求められます。 ●提案事項 提案事項として次の6項目を提示しました。 今回提案した6項目については,次回の協議会で協議のうえ,決定することとなります。 (1)一部事務組合等の取扱いについて 1町2村が構成団体となっている一部事務組合や委託業務についての現状を把握し. 合併後の取扱いについて協議する必要があります。 ‾ ‾ ●‾ ‾ ‾ ‾ ■ ■ ‾ ‾ 【■ ‾ ■ ‾ ‾ ‾ ‾■ ‾ ■ ‾ ■ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ ‾ - - - ‾-‾ ‾ ‾ - ‾ ‾ ‾‾ ‾‾ ‾ ‾ ‾■ ‾ ●‾ ‾■ ‾■ ‾ ●‾ ‾● ■‾ 1 l 1城北地方広域事務組合については,御前山村と規約の変更をすることにより存続する。 2 大宮地方広域組合については,合併の前日を持って桂村は脱退し,合併の日に新町(旧桂村の区 l : 域を対象)として加入する。 3 笠間地方広域事務組合については,合併の前日をもって七会村は脱退し,合併の日に新町(旧七 l 会村の区域を対象)として加入する。 4 乗茨城郡内町村及び一部事務組合公平委員会については,合併の前日をもって常北町及び桂村 Ⅰ ; は脱退し,合併の日に新町が属する郡の町村で構成する公平委員会に新町として加入する。 5 笠間市,西茨城郡町村公平委員会については,合併の前日をもって七会村は脱退し,合併の日に ‡ ; 新町が属する郡の町村で構成する公平委員会に新町として加入する。 6 常北町・桂村・御前山村介護認定審査会については,合併時に新町において新たな審査会を設 Ⅰ : 置する。 7 笠間地方介護認定審査会については,合併の前日をもって七会村は脱退し,合併時に新町にお ;いて新たな審査会を設置する。 8 水戸地方広域市町村圏事務組合,水戸地方広域市町村圏協議会,茨城県市町村総合事務組合.水 ;戸地方農業共済事務組合及び茨城租税債権管理機構については冶併の前日をもって常北町,桂 : 村及び七会村は脱退し,合併の日に新町として加入する。
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