常北町・桂村・七会村 合併推進協議会だより 第6号 2003(平成15)年 12月
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常北町,桂村,七会村それぞれに特徴があるが,3か所融合によりそれが薄れていくの ではと懸念しているが,予算措置に当たってはそうした点を配慮してほしい。 (例:常北町の住民が桂村の図書館を利用するとしても,交通機関が充実していなけれ ば利用者も少なくなる。施設の秀実だけでなく,そうしたことで,メリットデメリットを検討し ながらやっていかなければならないと思う。) アンケート調査結果は,3,000人のうち50%の回答で,必ずしも住民のすべての声では ないと思うので,数字でものを考えるのではなく必要なものを優先で考えて町をつくって 行って欲しい。 町の発展を考えるならば隣接との流通関係や人の往来関係が大切。それには交通 網の拡充が重要。例えばバス路線では,県道の外郭線として,笠間~七会~常北~桂 ~大宮~常陸太田まで抜けるバス路線を確保してはどうか。 下水道・上水道など,とにかくまちづくりにおいて根拠となるのは水なので第2水源を確 保して欲しい。 「少子・高齢化社会の対応の必要性」で「地域の活性化に取り組み福祉などの質の 高い行政サービスを安定して提供していく必要性がある」と言うが,議員や職員が減っ ていく中でどういう形でサービスの安定化を図っていくのか。 児童数が減少しており,子どもの教育環境を考えて,学区再編や統合についても合併 を機会に考えてほしい。 く行政制度調整について〉 医療サービスや,税金など今まで町村によって違うが,合併したときにそうしたサービス は一定の負担のもと,受けられるようになるのか。 町の財政が厳しい中,合併後の議員定数は18人のところ,特例により40名近い議員 が在任するが,その費用はどこから出るのか。歳費に問題はないのか。 合併して仮に消防の事務委託を水戸市に一元化した場合は,消防救急が飯富から 出ると七会は30分くらいかかるので,3町村内に常設の事務所を設置してはどうか。又,3 町村の消防団員の処遇についてはどうなるのか。 常北町13,000人,桂村7,000人,七会村2,000人位だが,それぞれ,一人当たりの費用と 税収はどのくらいなのか。 今,3町村の財政状況はかなりバラツキがあると思うが,合併するうえでその辺も突合 して財政面でも対等な合併にして欲しい。 合併したときの,本庁はどういう働きをするのか。七会支所となった場合,税金の問題, 介護の問題,健康の問題など色々あるが,今までどおりの役割は残るのか。 19
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